アイ・コラボレーションでは多くの障害者が働いています。
ひと口に障害と言っても、同じ障害名であっても身体の機能はそれぞれに違います。
そのため、ほとんどの業務がパソコンを使用する当事業所では、利用前にまず体験をしていただきます。
最初はDTPの基本となる、名刺のレイアウト作成などをしていただき、パソコン操作の基本的なスキルを見させていただくとともに、一般的なパソコンでどのくらい入力できるのか、どのような机や入力装置があればスムースにパソコンの操作ができそうか、その他に必要そうな機器は無いかなどを見せていただくためです。
◇どのようにパソコンを使っているのか具体的な例
操作:フィンガーマウス
操作:音声入力
操作:トラックボール、ジョイスティックでの操作
設備:上肢の機能に合わせた机の高さ調整、マウス操作位置の調整
設備:下肢での入力のため、足元を映すカメラとモニター
設備:二次障害(側彎)予防のためのモニター設置位置調整
事業所の取組
利用までの流れ
STEP1 | お住まいの市町村の障がい福祉課で、アイ・コラボレーションを利用したいとご相談ください。 ※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方が対象です |
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STEP2 | 障がい福祉課から最寄の相談支援機関へ連絡が入り、相談支援機関からご本人へ連絡があり、ヒアリングがあります。 |
STEP3 | ヒアリングを踏まえ、障がい福祉課、相談支援機関、アイ・コラボレーションの三者での調整があり、見学や体験などを決定します。 |
STEP4 |
アイ・コラボレーションを見学・体験していただきます。 体験は数日行います。パソコンのスキルの他に、自力通所ができそうか、利用時間体力が持ちそうかなどを見るためです。 最終日には障がい福祉課、相談支援機関、アイ・コラボレーションとご本人を交え振り返りをします。 この時に体験して感じたこと、疑問に思ったことなどをお話いただけます。 ※アイ・コラボレーションの利用日は、月曜日から金曜日の10時から16時までとなっていますが、個々の体力や体調管理を踏まえた日数や時間での利用が可能です。 |
STEP5 | 体験後、障がい福祉課、相談支援機関、アイ・コラボレーションの3者での調整があり、利用が決定すると利用開始となります。 |
直接当事業所に利用希望されても利用できないことをご承知ください。
また、上記の他に相談支援機関を介さないセルフプランという方法もありますが、必ず一度は体験をしていただきますことをご了承ください。
アイ・コラボレーションでのお仕事
WEB関連 |
WEBサイト(ホームページ)の作成・リニューアル・更新代行、WEBアプリケーションの開発 |
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印刷関連 DTP |
一般的な印刷物作成(名刺・チラシ・ポスター・冊子・封筒・シール類・のぼり旗・横断幕・垂れ幕・看板・Tシャツなど) |
その他 |
WEBサイトや印刷物用の素材(イラスト・写真など)の作成、中古パソコンのクリーニング・クローニング作業、
パワーポイントでプレゼン資料作成、会議などの音声データの文字起こし、アンケートや名刺をエクセル入力・一覧作成、
VBAやマクロのプログラム作成、障害者IT訓練などの講師・パソコン個別指導、動画素材の編集・DVD作成、軽作業 |
事務所別 自主事業 |
草津事務所 ・利用者の描くイラストのポストカード・和紙ファイル ・ユニバーサルツーリズム事業 信楽事務所 ・手作りアクセサリー作成 |
※1.主にはJAVAscript、PHP、Mysql(データベース)
※2.W3Cが定めるWEBのJIS企画に準拠しているかの検証、障害のある人に使いやすいかなどの評価・修正提案
※3.小ロットのオンデマンド印刷以外は、提携する外部印刷会社で印刷
※4.札に糸を通す作業、チラシなどを封筒に封入する作業など
※2.W3Cが定めるWEBのJIS企画に準拠しているかの検証、障害のある人に使いやすいかなどの評価・修正提案
※3.小ロットのオンデマンド印刷以外は、提携する外部印刷会社で印刷
※4.札に糸を通す作業、チラシなどを封筒に封入する作業など